テレビ朝日三上大樹アナウンサー

九州朝日放送(KBC)の長岡大雅アナウンサー(35)が9日、X(旧ツイッター)を更新。大学時代の野球部の先輩であるテレビ朝日アナウンサーの三上大樹さんの訃報を受け、悲しみをつづった。

長岡アナは、三上さんとの思い出の写真を複数公開し、「どう受け止めようとしたって信じられません。三上さんなしで今の自分はいません。あまりにも若くて急すぎますよ」と突然の訃報に驚きを隠さず。「実況の話も聞かせてくださいよ。また呼びつけてくださいよ。部活の先輩として、アナウンサーの先輩として、返せてない恩が多過ぎるんですよ。これからもずっと三上さんの後輩ですからね」と早すぎる死を悔やんだ。

「三上大樹アナウンサーは、いつだってスポーツへの敬意を忘れず、選手が輝く実況を届けてくれました。五輪も、甲子園も、WBCも、誇らしくて仕方なかったです。恩人の先輩へ、たくさんの感謝の言葉が寄せられているのはとても涙ぐましいです。実況の話をしてくれるときは、いつもキラキラしていました」と故人をしのび、「大切な人には、会える時に会って、感謝の気持ちをとことん伝えなきゃいけない。子どもも抱っこしてもらいたかった。結婚式も出てほしかった。また甲子園で会えるもんだと思ってた。こんなことになるなんて微塵も思っていなかった。悔やんでも悔やみきれない。実感も湧かないし、信じられるはずもない」とつづった。

三上さんは09年4月、同社に入社。主にスポーツアナウンサーとして活躍。「ワールドプロレスリング」「GET SPORTS」などを担当し、今年7月から開催されたパリ五輪ではバスケットボール、バドミントン、アーティスティックスイミングを担当。今夏の全国高校野球の実況も担当し、フィギュアスケートなども幅広くカバーした。5日に急逝していたことが8日、分かった。38歳だった。同社広報は「当社社員三上大樹アナウンサーが10月5日に急逝しました。心よりお悔やみ申し上げます。病死ですが、詳細については差し控えさせていただきます」と日刊スポーツの取材に応えた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 三上大樹アナ死去に大学時代の後輩アナ「こんなことになるなんて…信じられるはずもない」