矢方美紀(2019年10月撮影)

乳がんの手術を受けた元SKE48の矢方美紀(32)が8日、X(旧ツイッター)を更新。がん公表当時に受けた心無い声を明かし、思いをつづった。

10月は乳がんを啓発する「ピンクリボン月間」。矢方は「“自分には関係ない”そう思っていた中 じぶんは25歳の時に乳がんになりました 手術した時も治療も全部意味不明でした、わからないから。がんになるなんて思ってなかったから」と、自身が罹患した当時の戸惑う様子を振り返った。

また、公表した当時、周囲やSNSユーザーから「可哀想 お前は早く◯ね さよなら 男に胸揉まれて気づいたんだろ? 胸無いのかよ ハゲ よく明るくいれるな お前とは違う ブス キモい どんまい 私じゃなくてよかった あぁーだいぶやばいね もっと早くきづけなかったの?」などといった心無い声も受けたという。

そうした声に対し、「全部受け止めて今もわたしなりにすごしています。たくさん支えてくれる方もいます でもいまだにすべてを だれかに打ち明けることは出来ないし 6年経ってもたまに私だって苦しくなります」と吐露。「だからこそ理解してじぶんを見つめて いまを全力でたのしめるよう下手くそながらもやっています」とつづり、「すこしでもひとりでも誰かの声が思いが届きますように」と願った。

矢方は17年にSKE48を卒業。18年に乳がんと診断され、左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 乳がん公表の元アイドル、「胸無いのかよ」「男に胸揉まれて気づいたんだろ?」心無い声に