野村修也氏「党内をまとめきれていないことを露呈」 石破茂首相が誕生も衆院選強行方針に言及

野村修也氏（2018年6月撮影）

中大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏が1日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜午後1時55分）にコメンテーターとして生出演。第102代首相に選出された自民党石破茂総裁（67）の人事をめぐる動きについてコメントした。

石破氏は9月30日、まだ正式に首相に就任していない中で、10月27日投開票の衆院選日程を発表した。

野村氏は「国民からの見え方は良くない」と指摘。「ですよね。基本的には10月27日は岩手の秘書給与をめぐる詐欺事件で、（参院岩手）補選が行われることになっている。自民党としては不戦敗の形になる」と説明した。

続けて「いったん国政選挙で負けたという状況を作ってから、次の総選挙というのはタイミングが良くないというのが自民党議員の多くの方々の思いだと思います。これを受け止めざるを得なかったというのが、党内をまとめきれていないことを露呈してしまった気はする」と言及した。