中嶋涼子氏のXから

「車椅子インフルエンサー」として活動する中嶋涼子氏が26日までにX(旧ツイッター)を更新。道端に吐かれた痰や嘔吐物の汚物に対する切実な思いを訴えた。

中嶋氏は「駅から目的地まで車椅子で自走している間に、前にいたサラリーマン風のおじさまが、2回も道端にタンを吐いて、それを急いで避けるという動作をした」と外出時に遭遇した出来事について書き出し、「暗闇だと道端に落ちている唾とか嘔吐物って見えづらくて車椅子のタイヤで踏んでしまうことが多々ある」と、車椅子ユーザーの実情を記した。

道端に痰を吐く行為について「痰が絡んで死にそうなおじいさんとかが痰を吐き出す事は必須だと思うけれど」とした上で、「平気で道端に痰や唾を吐く人ってなんなんだろう。タバコみたいに袋に捨てるか吐き場所を決めて欲しいなぁ」と願いを込め、「そんな方には是非一度車椅子に乗って道端で痰や汚物を踏んでしまい、そのタイヤを漕いでいる手にその汚物がついたまま帰宅して家の中もそのタイヤで移動してシャワーでタイヤを洗うまでのあの切なさを味わって欲しい。あのなんとも言えない切ない絶望感を味わったらきっと平気で唾を吐く行為を辞めてくれる気がする」と、障害者のリアルについてつづった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 車椅子インフルエンサー中嶋涼子氏、道端に痰吐く人に切実な思い訴え「手に汚物がついたまま…」