フォト&エッセイ「瞳のまにまに」を発売するテレビ東京の田中瞳アナウンサー (C)熊木優

テレビ東京の田中瞳アナウンサー(28)が初のフォト&エッセー「瞳のまにまに」(講談社)を11月20日に発売することが16日、分かった。

現在入社6年目で、同局の看板経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」のフィールドキャスターを始め、人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2」のアシスタントなどで活躍中。仕事や自身について語る20編近くの書き下ろしエッセーのほか、豪華ゲストとの対談、仕事中の姿に密着した秘蔵ショットや同書のみの撮り下ろし写真などを詰め込んだ1冊に仕上げた。

硬軟さまざまな番組に対応できる力は局内外で高く評価されており、2023年にオリコンニュースが発表した「第20回好きな女性アナウンサーランキング」ではトップ10入りするなどお茶の間人気も高い田中アナ渾身(こんしん)の一作。発表日となった9月16日は自身の28歳の誕生日でもあり、先行カットも解禁された。

田中アナは出版にあたってコメントも寄せた。「テレビ東京に入社して約5年半、われながら濃厚な日々を過ごしてきたと思います。一方で、顧みることを忘れかけている自分に後ろめたさを感じてもいました。そんなときに書籍のお話をいただき、書き留めないと数年後には有耶無耶になってしまいそうだけれど、忘れたくない大切な気持ちや出来事を掬い取るようにつづってみました」ときっかけを明かし「あらゆる角度から見た私について対談形式でまとめたページがあります。いつでも俯瞰(ふかん)の眼を持つように気をつけているのですが、自分でも認知しきれていない自分の要素が、親しい人たちにはドバドバ漏れていることが分かりました。見事に丸裸にされてお手上げ状態です。恥ずかしいけれど見てみてください。また、素晴らしいチームで撮影した写真はとても美しい仕上がりで、おかげで自分のことが前より少しだけ好きになりました」とつづった。

いつも見守ってくれているファンや視聴者へ向けてのメッセージもつづり「いつもテレビ東京をご覧いただきありがとうございます。テレビでは長々と自分の話をしたり考えを主張したりしませんが、この一冊を通じてアナウンサーも人間なのだな、という当たり前のことが伝わることを願います。ここまでハードルを上げ過ぎてしまいました。やはり、なにも期待せずにページをめくってください」と呼びかけた。

出版にあたり、講談社が運営するWEBメディア「with online」では同書収録のエッセーと写真を先行公開するコーナー「瞳のまにまに」がスタート。以後、隔週月曜日にコンテンツを更新していく予定という。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 田中瞳アナの密着秘蔵ショットや撮り下ろし写真も…初のフォト&エッセー「期待せずにめくって」