ガクテンソクよじょう(左)と奥田修二(2024年撮影)

漫才コンビ「ガクテンソク」の奥田修二(42)よじょう(43)が、15日放送のカンテレ「マルコポロリ!」(日曜午後1時59分=関西ローカル)に出演。一時コンビ解散の危機にあったことについて振り返った。

実力派コンビとして注目を集めていたガクテンソクだったが、2016年に放送された特番では、ギャロップらとともに「解散しそうなコンビ」のランキング上位にあげられていた。

MCの東野幸治(57)から「実際、どうやったの? 解散しそうってあったの?」と聞かれると、奥田は「冷戦みたいな状態がずっとあって。ほどけることもないけど、それ以上悪化することもない、ぐらいの関係性でした」と振り返った。

さらに、「こっちから(解散を)言い出したら、加害者みたいになるのが嫌で。お互いがお互いに言わそうとしていたんです。だから、ちょっと嫌がらせをしていたんです。物を隠したりとか…」と打ち明けた。

よじょうも、「こいつ(奥田)の筆記用具を隠したりしていました。筆箱ごといくんじゃなくて、消しゴムとかシャーペンとかを抜いて、僕の筆箱に入れるっていう…」と明かした。

このやりとりに、ほんこん(61)が「仲いいやん」と笑うと、奥田は「それでもツッコんだりしないんです。(筆記用具を見つけても)『あ、そう』って…」と、あまり話をしない状態が続いたという。

しかし、そんな一時の解散危機を乗り越え、2人は今年5月に行われた「THE SECOND~漫才トーナメント~2024」で優勝して2代目王者に輝いた。すると、さっそくその効果が。普段、インスタグラムでライブ配信をするのを日課にしている奥田だが、優勝前は20人程度しか見ていなかったところ、優勝の数日後には600人以上にふくれあがったという。

一方、よじょうは優勝後、マネジャーに何度もギャラの増額について質問。優勝を祝う吉本興業の幹部との食事会でも、「ギャラの話を聞く」と息巻いていたものの、食事会当日になると幹部の迫力に気おされ、何も聞けないまま会はお開きになってしまった。

これに、よじょうは「(幹部は)すごい勢いで食べはるんですよ。僕は少食なんで、それに付いていくのに必死で。ギャラも言わなあかんけど、でも隙間がないなって、そのまま…」と苦笑していた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「THE SECOND」2代目王者の解散危機、互いに「ちょっと嫌がらせを」