大蓉ホールディングスグループの創立30周年記念式典で令和版「のりピー音頭(法子バージョン)」披露した酒井法子(撮影・村上幸将)

酒井法子(53)が15日、さいたま市浦和区で、1988年(昭63)9月にリリースした「のりピー音頭」の令和版として、7日に36年ぶりにリリースした「のりピー音頭(法子バージョン)」を生披露した。

この日、酒井は埼玉県で建築・土木運輸事業、アグリビジネスを展開する大蓉ホールディングスグループの創立30周年記念式典に出席。檀上で和太鼓の塩蔵と「のりピー音頭(法子バージョン)」を披露した。同社は、前千葉県知事でタレントの森田健作(74)がパーソナリティーを務める、同県のFMラジオ局「FM NACK5」の番組「森田健作 青春もぎたて朝一番!」(日曜午前6時30分)のスポンサーを務めている。酒井も22年7月から同番組にレギュラー出演中で「のりピー音頭(法子バージョン)」のレコーディングと配信リリースも、7月14日放送回で報告していた。

今回の企画は、1985年(昭60)から2009年(平21)まで所属した古巣の芸能事務所大手・サンミュージックの相澤正久会長(75)の発想から実現した。酒井は「サンミュージックさんが、一緒に何か楽曲をやっていきませんか、とお声がけいただきまして。本当に、うれしくて…家族と言うか、おうちに帰ってきたようなもの。お話しさせていただく中で『法子がやるなら“のりピー音頭”じゃない?』」と経緯を説明し、古巣に感謝。「(制作の)皆さん、ワーッと集まってくださって、タイムスリップしちゃったような。ミュージックビデオも作っていただいて、夢のような『のりピー音頭』が仕上がった」と喜んだ。

「のりピー音頭」は、1988年(昭63)9月のリリース当時、カセットテープのみで発売した。酒井は当時を振り返り「カセットテープで特別に出た。あの当時、まだCDではなくレコード(が主流)だったので、カセットしか出ていない。マニアックな路線の最たるもの」と笑みを浮かべた。

曲の冒頭で、自ら和太鼓をたたくのも、新たな挑戦だ。「隠し芸的なもので太鼓をたたかせていただいたことはあったんですが、私がやるのは初めて。練習も楽しく。カラオケは過去のままで、新しいものを吹きこもうとやったら、本当にいいものになった」と手応えを口にした。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 酒井法子「のりピー音頭(法子バージョン)」さいたま市で生披露、古巣サンミュージックに感謝