初の共著小説「酔い醒めのころに」の発売記念取材会に出席したエレガント人生(撮影・松尾幸之介) 

男女お笑いコンビ、エレガント人生が15日、都内で初の共著小説「酔い醒めのころに」の発売記念取材会に出席した。

Z世代の若者6人が集まり、飲み会やパパ活、インフルエンサー、メンズメーク、学歴マウントなど、「リアル」を感じさせるキーワードをちりばめながら繰り広げられる物語。

山井祥子(30)は「若い方はもちろん、全人間全人類、全ての方に読んでもらいたい。自分にも経験があるような若いときの苦悩などを書いているので、誰が読んでも共感できるのではないかなと思います」と話した。

中込悠(35)はもともと文章を書くことが好きだったといい「さくらももこさんのエッセーなどが好きでした。今回お話をいただけて、リアリティーを意識して書きました。60代のおばからは『自分が昔、感じたことが書かれていた。人間の人生の根底にあるものを感じることができた』と言っていただけました」と明かした。

コンビは普段は動画配信を主戦場としている“シン・芸人”で、YouTube登録者数は50万人を超える。もともとは吉本興業の養成所、NSC(吉本総合芸能学院)時代の仲間で、違うコンビなどで活動していたが、中込の猛アプローチで結成。山井は「ひと目見た時からずっと面白いと言ってくれていました」と笑顔。目標は単独ライブで多くのお客さんを呼べるような芸人になること。コントなども得意としており、中込は「自分たちの『面白い』を固められたらキングオブコントとかにも挑戦したいです」と力を込めた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 エレガント人生、初共著小説 リアルな若者の苦悩などつづる「人間の人生の根底にあるもの」