星野真里(2018年撮影)

星野真里(43)が15日、インスタグラムを更新。元TBSアナウンサーで同社総務局CSR推進部CSRプロモーター高野貴裕氏(44)との間に15年7月に生まれた長女が、難病の「先天性ミオパチー」であると公表した。そして、23年に社会福祉士の資格を取得したことも明らかにした。

星野は「目の前にあるのがただの線ならば踏めばいいだけ越えればいいだけ #短歌 #子育て #はじめの一歩 #家族写真」と短歌をつづり、車いすに乗った娘と夫とのスリーショットをアップした。

「9年ほど前に生まれてきてくれた娘のおかげで私は母になることができました 初めての子育てで、おそらく最後の子育ての真っ最中です。娘は現在小学3年生。先天性ミオパチーという診断を受け、障害者手帳を手にし、電動車椅子を乗りこなしながらたくましく生きています」と、出産からの経緯を説明した。

その上で「私にとってこれが普通の子育てですが、他の多くの方々にとっては普通ではない様々な出来事を経験してきたのだと思います。そもそも普通って何なのかしら、、、娘と過ごす時間の中で、いろいろな疑問が生まれます」と、病と闘う娘の子育てをする中で、普通とは何かを考えていると吐露した。

そして「それらと向き合う時間はいつも私を成長させてくれます。人生の折り返し地点をもう過ぎているのかもしれないと思っている私ですが、まだまだ知らないことばかりです。娘のために何かできないだろうか。そう考えた私は社会福祉士の資格を取ることにしました」と、社会福祉士の資格を取るに至った理由を説明。

「福祉の歴史を学ぶと、そこにいたのは誰かのことを思って行動してきた先人たちの存在です。人が作り上げた世界を変えるのもまた、人なのだと気づきました。そして昨年度の試験に合格。無事、社会福祉士と名乗ることができるようになりました」と合格の経緯も明かした。

星野は「協力していただいた方々にこの場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました! 今の私に何ができるのかまだわかりませんが、以前の何も知らなかった、知ろうとしなかった私よりできることがあるはずです まずは私たちのことを知っていただきたい。これが私たち家族のはじめの一歩です」と呼びかけた。

「ということで娘のInstagramをはじめます。試行錯誤の中での更新となります。ご感想、ご意見をいただきながらスペシャルニーズの当事者として、その家族として、さらには社会福祉士として皆様のお役に立てるような情報をお伝えできるよう発信してゆきたいと思っています。お時間ございます時に、ぜひともご覧ください」と、娘のインスタグラムの開始も報告した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 星野真里、TBS高野貴裕氏との長女が難病「先天性ミオパチー」 車いすに乗った娘と家族写真