杉村太蔵氏(2021年12月撮影)

元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏(45)が14日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜午前11時55分=関西ローカル)に出演。自民党総裁選に立候補している小泉進次郎元環境相が掲げた「解雇規制の緩和」に言及し、私見を述べた。

杉村氏は、この政策に「すごく興味深い」と話し、「皆さんがお勤めの会社でも、年齢性別関係なく、いまひとつ活躍されていない方、いませんか。そういう方に対して、今は『お金を払うから辞めてくれ』って言えない。自分から辞めるって言わないと、なかなか辞めさせられない。自分から辞めちゃうと、自己都合退職で失業給付もしょぼい」と指摘。

解雇規制の緩和により、十分な給付を受けながら学び直しをすることで、「キャリアアップをして、また違うところで活躍してくださいと。人材が過剰なところから、人手不足のところにシフトチェンジさせましょうと。これは今の日本にとって非常に面白い」とメリットに触れる。

さらに、自身を例に挙げて「僕なんかは、議員時代は活躍していないなって自分でも分かるんですよ。自民党は完全に解雇したわけです。政界から無職になったんだけど、芸能界が『こいつを使ってやろう』と言って花開いた。(今は)非常にイキイキしていますね。こういうのを人材の流動化って呼ぶ」と解説。これには今田耕司(58)も「分かりやすい」と苦笑する。

「ずっと政治の世界にいてバッシングされているぐらいなら、よっぽどここで…」と言う杉村氏に、今田も「政治の世界にいたら通用しないようなコメントでも、番組だと通用したりとか、キャラクターとして成立したり…」と納得。杉村氏は「ここからだったら、石破さんにもいろいろ言える」と自虐的に笑わせた。

今田から改めて「もう1回(政治家に)チャレンジしたいなと思わない?」と聞かれると、杉村氏は「全然。『ネタバレMTG』の、この議席を守ることが重要。この議席です!」と強調していた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 杉村太蔵氏、小泉進次郎氏の「解雇規制緩和」を自虐解説「バッシングされるぐらいなら…」