陣内貴美子さん(2017年5月撮影)

元バドミントン五輪代表でスポーツキャスターの陣内貴美子さん(60)が9日、自身がメインキャスターを務める日本テレビ「news every.」出演し、27日をもって同番組を卒業することを発表した。

森圭介アナウンサー(45)に「さて、ここで陣内さんからのお知らせです」と促された陣内さんは「今月27日をもってeveryを卒業することになりました」と切り出し「番組が始まったばかりの頃は、スポーツだけをやってきた私が報道の分野で役に立てるんだろうかと毎日不安を抱えていました」と思いを明かした。

「それでもeveryの仲間やスタッフが私の居場所を一生懸命作ってくれて、14年半という長い間番組に出演することができました。その間地震や新型コロナウイルスなど困難なこともたくさんありましたが、発する言葉1つで人の心に寄り添うことも傷つくこともできてしまうことを知って、伝える言葉の重さと大切さを学びました。まもなくゴールを迎えますが『木原さん、ソラジロー!』と全力で呼びかけつつ、見守ってくださった視聴者の皆さんに心を込めて言葉を発したいと思います。残り3週間どうぞよろしくお願いします」と視聴者へ呼びかけた。

これを受け、鈴江奈々(44)アナウンサーが「パラリンピックが閉幕したらという陣内さんの強い思いがあってこのタイミングになりました」と経緯を説明した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 陣内貴美子さん14年半務めたnews every.卒業発表「言葉の重さと大切さ学びました」