ラファエル(2022年5月撮影)

人気ユーチューバーのラファエルが7日までにYouTubeチャンネルを更新。自身の会社のスタッフが失踪したことを報告し、視聴者らに情報を求めた。

ラファエルは前回動画で、カメラマンなどを務める20代男性スタッフの素行不良などを説教していたが、そのスタッフとその後、連絡が取れなくなったと報告。スタッフの母親も息子の居所がわからず心配しているといい、何らかの事件に巻き込まれている可能性もあるとして視聴者に情報提供を呼びかけた。

ただ、同スタッフは「2年半~3年くらい雇ってて、わかっているだけで5回ほど会社のお金を横領しておりまして。業務上横領ですね、刑事事件になるようなことなんですけど」と、不正行為を繰り返していたという。「本来ならそこで辞めさすべきだった」としながらも、被害額は数百万円にのぼることから「ここで辞めさせたとて返金もでけへんやろ。うちの方が給料いいねんから」と、働きながら返済するよう求めていたという。

しかし今回、同スタッフと連絡がつかなくなったタイミングで社内に置いてあった200万円程度の現金がなくなっていることがわかったという。また、同スタッフはラファエルがプロデュースするカレーパン専門店「小麦の禁断症状」の運営会社代表も務めており、その会社での横領行為も発覚したことから、事の重大さを受けて迷いながらも今回の動画を公開したと説明した。

同スタッフに向け「お母様ほんまに心配してるで。マジでビックリしてた。すごい心配して連絡つかんからってあわてて電話してきて『どうやって返しましょう』って言うてきて。とにかく心配してたから連絡はした方がいい。謝った方がいい」と呼びかけた。

「返金は絶対にしてもらう。会社のお金ですから」としつつも、刑事事件にするかどうかについては「連絡いただければお金の話だけでいいし、わざわざ社会的制裁みたいな…まぁ動画出てる時点で社会的制裁に近いねんけど、警察沙汰にするようなことでもないんで、連絡もらえればお金の件だけで大丈夫」と、不問に付すと約束。「ただ、このままバックレを続けるんであれば僕とか弁護士の能力だけでは探しきれないんで、お母様にずっと返却してもらうのも気ぃ悪いし、その場合は申し訳ないけど警察の方の力を借りて刑事事件ってかたちになると思うんで」と警告し、「(刑事事件で有罪になると)今後ガチで、ちゃんとした会社に就職できない。本当に人生終わっちゃうんで。お前まだ28歳やし、ガチで終わっちゃうから。どういうつもりで盗んだか知らんけど最後の優しさやと思ってもらえれば。連絡待ってます」と訴えた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 人気ユーチューバー、会社の金を横領していたスタッフが失踪「人生終わっちゃうんで」連絡求む