草なぎ剛が主演する舞台「ヴェニスの商人」

草なぎ剛(50)の主演舞台「ヴェニスの商人」(12月6日初日、東京・日本青年館ホール)に野村周平、佐久間由衣、大鶴佐助、長井短、華優希、小澤竜心、忍成修吾が出演することが5日、発表された。

同舞台は演劇史の巨人、ウィリアム・シェークスピアによる最高傑作。16世紀末のヴェニスを舞台に、深い人物描写と痛快な展開で圧倒的な人気を誇る名作は、時代を超えて愛され続けている。

演出は第21回読売演劇大賞・最優秀演出家賞に輝き、現代演劇界の有力者、森新太郎氏。古典の常識を覆すアプローチで、歴史ある名作を現代のエンターテインメントに生まれ変わらせる。野村はバサーニオ役、佐久間はポーシャ役、大鶴はグラシアーノ役を演じる。

同舞台は東京公演のほか、12月26日から29日に京都公演、2025年1月6日~10日に愛知公演が予定されている。

▽野村周平コメント

これまでシェークスピア作品のお話をいただいたことは何度かあったのですが、うまくタイミングなども合わず挑戦ができず残念でした。自分も歳を重ねて、クラシックな音楽や歴史を好きになり、そのタイミングで今回のお話をいただき、今の自分の興味や気持ち的にも、是非やらせていただきたいと感じうれしく思いました。自分としては約2年半ぶりの舞台、そして、初のシェークスピア作品となるのですが、シェークスピア作品を見るのが初めての方も是非お越しいただけますとうれしいです。

▽佐久間由衣コメント

まさか…自分がまた板の上に立たせていただく機会がもらえるとは夢にも思っていませんでした。それも森新太郎さんが演出されるシェークスピア作品ということで、今からブルブル震えています。お話をいただいたのは、初めての舞台「てにあまる」を終え、改めて舞台人に対する敬意と、自分の未熟さを再認識していた頃のことでした。ポーシャという役と共に自分が成長できたらいいなという想い、そして素晴らしいキャストの皆さまとお芝居させていただくぜいたくさを胸に、足を引っ張らぬよう必死に食らいついていきたいと思います。

▽大鶴佐助

シェークスピア、森新太郎、松岡和子、このタッグにまた参加できることをうれしく思います。自分は森さんの創作現場がとても好きなので今回も「ヴェニスの商人」をどう組み立てるのか、または壊すのか、そこに自分がどう飛び込むかとても楽しみです。バラエティー豊かな共演者の皆さまと、どうこの作品に挑むのか今から楽しみでなりません。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 草なぎ剛主演舞台「ヴェニスの商人」追加キャスト発表 野村周平、佐久間由衣ら