玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏が4日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、自民党の総裁選について言及した。

この日は、現在までに小林鷹之前経済安保担当相、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、林芳正官房長官が出馬会見を行ったことを紹介。「裏金が500万円未満で処分されなかった議員の処遇」に関しての発言が明らかになった。その上で麻生派にも裏金問題が浮上したことを伝えた。

玉川氏は「自民党の内部調査がいかにザルだったかという事ですよね。次々に明らかになっている。麻生派にないと言っていたのがあった。さらに言うと、堀井学元衆議院議員も結局失職した」とコメント。

続けて「被告が警察と裁判官を兼のは無理だという話ですね。それから、自民党自体の問題なので、有権者が忘れてはいけないのは『自民党自体はもしかして同じ穴のむじななんじゃないか』ということです」と話した。

これについて、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「表現が妥当かどうかは問題ですけど…」と苦笑したが「制裁候補の記者会見はまだ半ば。茂木さんが政治と金の問題についても思い切ったことを言うとされているので、そこに私は注目している」とした。

その他、表明予定の小泉進次郎元環境大臣、高市早苗経済安保担当大臣に加え、田崎氏は「あと2人出馬する可能性が出ていまして、上川陽子さん、加藤勝信さんは20人に到達していると。結果的に9人が出馬すると思いますね」と解説した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 玉川徹氏、麻生派の裏金問題浮上に「自民党自体はもしかして同じ穴のむじななんじゃないか」