YOSHIKI(2024年8月撮影)

X JAPANのYOSHIKIが、8月31日から9月1日かけて放送された日本テレビ系「24時間テレビ47」に過去同様ノーギャラで出演し、限界を超えた身体での必死のパフォーマンスを披露した。また、同番組に1000万円の寄付を行うことも発表した。 YOHIKIは31日に、ディナーショー会場からサプライズで出演。今年のチャリティーマラソンランナーのやす子を激励する「Forever Love」のピアノパフォーマンスで視聴者を魅了した。完全サプライズでの出演だったこともあり、やす子をはじめ、司会者を含む番組スタッフ驚かせ、YOSHIKIらしい大きなインパクトのある出演となった。

やす子へむけては「挑戦に敬意を表します。僕も子供の頃に父を自殺で亡くし、痛みを持っている中でファンのみな様のおかげでここまでこれたので、養護施設へのチャリティーと聞き応援したいと思いました」と語り、やす子や番組への共感を語った。

1日の放送では、両国国技館で生出演。ディナーショー完走直後の満身創痍(そうい)状態ながら、決死のパフォーマンスを披露した。登場時には、同番組に1000万円の寄付をすることを明かし「子どもたちに元気を与えられればと思っているので、できる限り無理をします」と笑いながらコメントし、会場を和ませた。なお、今回の「24時間テレビ」への出演はノーギャラであることを自身のSNSで明かしている。

番組では「Nothing is Impossible YOSHIKI が送る超ボーダーレス LIVE!」と銘打った一夜限りのライブパフォーマンスを実施。先天性四肢障害のため、右手の親指以外が欠損したギタリスト・山田元気や、右腕がない状態で生まれ世界的なダンサーとして活躍する V.E.H.B.Iらとともに、BE:FIRSTのSOTA、King&Prince高橋海人ら豪華な顔ぶれとともに、総勢21人でロックとダンスが融合した前代未聞のステージを作り上げた。演奏後、首の調子について尋ねられると「みんながボーダーを超えて僕を応援してくれたので、首の手術も頑張れる気がします」と応じた。マラソンを最後まで走りきったやす子には、「一人の力は小さいかもしれないけど、本当に勇気をもらいました」とその頑張りを称賛。この時に同番組の瞬間最高視聴率25・4%を記録した。

放送後、SNSでは「いろいろな感情が入り交じって泣きそうになりました…」「YOSHIKIさんのドラムで踊る皆さんのパワーがすごかった」「Rusty Nailのイントロを聴いただけで不思議と涙が出てきました」といった称賛する声が寄せられた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 YOSHIKIノーギャラで「24時間テレビ」出演 満身創痍パフォーマンスに「不思議と涙が」