「信金中央金庫 Web ムービー発表会~SHINKIN Biz Room~」に出席した坂口健太郎

俳優坂口健太郎(33)が3日、都内で「信金中央金庫 Web ムービー発表会~SHINKIN Biz Room~」に出席した。信金中央金庫(柴田弘之理事長)は日本全国254の信用金庫を会員とする協同組織形態の金融機関。会員、中小企業のサポートや、資金を国内外の金融市場で有価証券投資や事業会社などへの貸出により運用している。

信金中央金庫のイメージキャラクターを務める坂口は「SHINKIN Biz Room」の中で支配人を演じている。「支配人という役柄は初めていただいた。光栄だなと思う。安心感を担う存在なんだなと思うと身が引き締まります。役者のお芝居とはちょっと違うと思うけど、悩みを聞いたり解決するのは共通することがあるのかなと思う」と話した。

信金中央金庫の柴田弘之理事長(67)から、支配人証書を授与されて「なんか久方ぶりに証書をいただいた。信金中央金庫の取り組みをより多くの方に知っていただけるように頑張ります」。

中小企業の販路拡大をサポートする無料ビジネスマッチングサイト「しんきんコネクト」の説明を聞いた上で「安心感、信頼感が伝われば」。他に「事業承継サポート」「SDGsサポート」を学んで、信金中央金庫、信用金庫について「風通しを良くしてくれるような裏方のような存在、道標を教えてくれる」と話した。

撮影はLEDで背景を映し出すバーチャルスタジオで行われた。「荒野にいたり、海外に行ったり、いろいろなことができました。信金中央金庫のことを知らないで悩んでいる方に、ちょっとでも伝わればいいと思う」。自身が悩んだことについて「坂口健太郎なんだけど、自分の知らない坂口健太郎が大きくなっていくように感じることがあった。本当の自分を見てくれてと思って、自分にメッキを貼ったりするのを手放せるようになった」と振り返った。

これから挑戦したいことについて「体調管理はやっているけど、例えば星空がきれいで自然の圧倒的なパワーを感じるようなところに行きたい。気候が落ち着いて呼吸がしやすい環境になったらやってみようかな」。自身が事業承継してみたい企業について「細々とコーヒー屋さんでもやってみたいですね。コーヒー好きなので」と笑顔を見せた。

俳優としてデビュー10周年、33歳になった。「どんどん楽になってきた。自分の声が通るようになってきたので、現場がよくなるように意見を通していきたい。一時期はすごく孤独な仕事だと思っていたけど、誰かを頼って必要とすることはすごく大切なことだと、年を重ねて思うようになりました」。信金中央金庫の“裏方”という役目について「自分は出る方だけど、裏の人たちが紡いでくれたものを出すのが役目。サポートをすごく感じる」と話した。

◆坂口健太郎(さかぐち・けんたろう)1991年(平3)7月11日、東京都生まれ。10年「MEN’S NON-NOモデルオーディション」に合格しモデルデビュー。14年映画「シャンティデイズ365日、幸せな呼吸」で俳優デビュー。15年TBS系「コウノドリ」で連ドラデビュー。16年NHKテレビ小説「とと姉ちゃん」、22年NHK大河「鎌倉殿の13人」などに出演。23年映画「ヘルドッグス」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞。183センチ。血液型O。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 坂口健太郎が信金中央金庫のWebムービー「SHINKIN Biz Room」支配人就任