EXILE AKIRA、中国の伝統的な古典演劇“京劇”に初挑戦 伝統的メークで虞姫を演じる
EXILE AKIRA（43）が中国の歌唱リアリティー番組「Call Me By Fire」シーズン4の最新放送回で、中国の伝統的な古典演劇である“京劇”に初挑戦した。AKIRAは同番組に日本人として初出演している。
中国のアーティスト2人との3人組で、中国歴史上の「覇王」こと項羽（こうう）と虞姫（ぐき）との演目の1パートを「ランティンシュー」という楽曲で演出。伝統的メークを施して若い頃の虞姫を演じた。
京劇は中国の芸道、エンターテインメントの根源ともいわれ、会得するのに何十年も要するといわれるほど。今回の課題を与えられてから約2週間という短期間で、見事にその演技を習得しステージで披露した。その演技に「彼の演技は真摯（しんし）で感動的。今回の舞台全体の主演男優賞に違いない」「中国の伝統芸を心込めて演じてくれてありがとう」など多くの称賛の声が寄せられた。
AKIRAは「このステージに立ち『虞姫』という役柄を演じることで、改めてエンターテインメントへの向き合い方、ステージに立つ者としての心得、覚悟を、表現者として重要なことを学ばせていただきました。何より、幅広い世代の方々、若い世代の方々にもこの京劇をたくさん愛してもらえるような、そんなステージであれたらいいなと思い気持ちを込めてステージを届けさせていただきました。エンターテインメントを通して、文化を超え、世代を超え、心と心が通い合うことができたら幸いです。このステージにかける熱い思いが少しでも伝わったらうれしいです」とコメントしてる。
「Call Me By Fire」は中国国営放送系の動画配信サービス「Mango TV」の人気番組。同サービスの国際アプリは世界195以上の国・地域をカバーし、ダウンロード数は1億3000万を超えている。