やす子(2024年7月16日撮影)

お笑い芸人やす子(26)は日本テレビ「24時間テレビ47」(8月31日午後6時半~1日午後8時54分)のチャリティーマラソンを無事に完走した。放送前日にあたる8月30日には異例とも言える他局の番組で自身のルーツを語っていた。

出演したTBS系「A-Studio+」(金曜午後11時)内でやす子は、MCに促される形で「24時間テレビ」をPR。さらに自身が母子家庭で、高校時代は擁護施設に入っていたと告白。そして自衛官退官からお笑い芸人になるまでの約1年について触れた。

「芸人になるという選択はなかった」と切り出し、清掃員をやっていたと語った。「自分としては(地元山口から)上京した理由は人と接したくなくて、トイレの清掃で便器と向き合う毎日を1年ぐらいやっていた。それぐらい、人と関わりたくないなと思ってた。疲れてて」と続けた。

そして「まさか、こんなにたくさんの心を動かす職業になるとは思ってなかった。本当に人生って何があるか分からない。どの道を行っても楽しいんだなって思いました」としみじみ語った。

やす子は台風10号の影響で「24時間マラソン」初日は横浜・日産スタジアムでの周回コースとなる中、2日目は早朝からロードへ。計81キロを走破してメイン会場の東京・両国国技館に到着し、放送時間内に収まる午後8時41分にゴールテープを切った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 やす子「トイレの清掃で便器と向き合う毎日」自衛官退官→芸人になるまでの空白の約1年を告白