フジテレビ本社

フジテレビは2日、都内の同局で10月期改編記者発表を行った。秋改編のテーマは、春改編と同じく「一緒に笑えるだけで、しあわせ」とし「共視聴率」NO・1を目指す。

秋は火曜日改革に重点を置き、「火9」がドラマ枠となる。現在はカンテレ(関西テレビ)が制作するバラエティー番組を放送していたが、10月からは9年半ぶりにフジテレビ制作に変更する。

「火9」は「踊る大捜査線」「ナースのお仕事」など名作ドラマを生んだ枠で、その復活第一作目として反町隆史と杉野遥亮が主演を務める「オクラ~迷宮入り事件捜査~」が放送される。

同作の足立遼太朗プロデューサーは「野菜のドラマではありません、刑事ドラマです。火曜9時ドラマが帰ってきます。それにふさわしいものにできるように精いっぱい制作しています」とアピールした。

お蔵入りしてしまった未解決事件を追う部署、通称「オクラ」に属する刑事たちが、難事件解決に挑む物語。人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットーの昭和刑事・飛鷹千寿(反町)と、クールでタイムパフォーマンス(時間対効果)重視の省エネな令和刑事・不破利己(杉野)の世代間ギャップがあるバディが、風化寸前となっていた事件の真相に迫っていく。

午後8時は特番枠「カスペ」となり、同枠で放送中の「突然ですが占ってもいいですか?」は日曜深夜0時30分に移動する。

また、新番組で東野幸治(56)とSnow Man渡辺翔太(31)がMCを務める「この世界は1ダフル」(毎週木曜午後9時)、タレントのヒロミ(59)とホラン千秋(35)がMC、お笑いコンビのチョコレートプラネットが進行を務める「女のTHE共通テン」(金曜午後9時)の放送がスタートすることも発表された。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 フジ「突占」日曜深夜枠へ移動→特番枠に変更 「火9」9年半ぶりフジテレビ制作でドラマ枠に