朝ドラ「虎に翼」主演の伊藤沙莉(2024年3月撮影)

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)2日に放送された111回の平均世帯視聴率が17・4%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は10・1%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第100回の18・9%。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

あらすじは、直明(三山凌輝)と玲美(菊池和澄)の間に子供が生まれ、ますますにぎやかになった猪爪家。星家では寅子(伊藤沙莉)が百合(余貴美子)の様子がおかしいことに気付くが-。昭和34年11月。「原爆裁判」は約4年間、27回にも及ぶ準備手続きを終える。いよいよ始まる口頭弁論に向け、弁護士の雲野(塚地武雅)は気合を入れ直していた。しかし、雲野は急死してしまう。原告は不安になるが、よね(土居志央梨)轟(戸塚純貴)も弁護団となる。そしていよいよ第1回口頭弁論が開かれる。寅子は裁判官、よねらは弁護団として、同じ法廷に立つ。傍聴席には新聞記者の竹中(高橋努)が現れる。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」17・4% 寅子とよねが同じ法廷に立つ