安住紳一郎アナ(2023年撮影)

TBS安住紳一郎アナウンサー(51)は31日夜に放送された同局系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に出演した際、生放送中のスタジオに1羽のハトが迷い込んでいることを明かした。

オープニングで「ここのスタジオは50メートルプールが入るほど大きなスタジオなのですが、たぶん台風の影響もあってか、昨日からどうやらハトが1羽、逃げ込んでいるんですよね」と告白。「たぶんハトも、風や雨を避けて『美術搬入口』という大きなドアがあるので、多分そこから入ったんだと思いますが…」と、台風10号の影響に言及しながらも困惑気味。冒頭から、スタジオの上を見上げながら歩き回る総合司会で劇作家、演出家の三谷幸喜氏(63)に「いました?」と問いかけた。

安住アナは「専門の業者さんが月曜にならないと(対応できない)ということなので、しばらくどこかにとまっているか、隠れているかと思う」と、ハトが迷い込んだままの生放送になると予告。すると三谷氏は「昔、映画の撮影があって、ロケだったんですけど、電信柱にセミがとまっていて、ずっと鳴いていた。鳴き終わらないと撮影を始められない。みんな待っていたらその時、勇気あるスタッフの方が『バカヤロー!』と叫んだら、シュッと…(飛んでいった)」と明かし「そういう人がいなきゃダメなんですよ」と力説した。

安住アナは「(セミに)言葉が通じたとは思えないんですけど」苦笑。「やってみますか?」と、ハトへの声かけに意欲満々な三谷氏に対し「ハトも、ここが安全だろうと思って逃げ込んだと思うんですけど」と語りかけたが、三谷氏は「おい!」と、ハトを威嚇するようにひと声。特に変化は起きず、安住アナは「別に悪いことをしてるんじゃないんだから。別に邪魔されているわけではないので…」と三谷氏を止めようとしたが、三谷氏は「分からないですよ。何か落ちてくる可能性だってありますから」と、警戒感を崩さなかった。

安住アナは「こういうことあるんですね。結構、天井高いですからね。どこかにいるんですね」と述べた後、カメラはスタジオ上部のライト部分を何度も映したが変化は起きなかった。

安住アナは、ひと呼吸置いた上で「…どーでもいい話かもしれません」とカメラに向かって訴えかけ、三谷氏は「ぼくらにとっては大事な話ですから…」と視聴者に理解を求め、番組進行に入った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 安住紳一郎アナが「珍事」告白 生放送中スタジオの異変説明「どーでもいい話かもしれません」