田原総一朗氏(2023年8月撮影)

ジャーナリスト田原総一朗氏(90)が30日深夜、司会を務めるテレビ朝日系討論番組「朝まで生テレビ!」に生出演し、岸田文雄首相の姿勢について言及した。

番組では「戦争と平和」について討論し、日中関係や台湾有事も取り上げられた。中国の強硬姿勢などに対する日本の役割について議論した後、ビデオジャーナリストの神保哲生氏は「これだけ重要な問題が、少なくともここまで見た限り、自民党の総裁選の争点になってない」と指摘。「立憲民主党もなってない」との声もあがると、神保氏は「全然関係ない話になっちゃっているんですよね。でも総理大臣を選ぶ選挙が今、起きているわけじゃないですか。それがいったいどういうことなのか、ということなんですよね」と続けた。

これに対し田原氏は「岸田さんからおかしくなった、日本の総理大臣が」と主張。「安倍(晋三)さんまではね…小泉(純一郎)さんも安倍さんも僕はしょっちゅう話をして、日本のやるべきことをガンガンやって。ところが岸田さんからはそれをやると逃げるんだよ」と語ると「安倍さんは逃げなかったよ」と続けた。

同番組は1987年スタートの長寿番組。現在は月1回、月末の金曜深夜に放送され、10月からBS朝日に移行する。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 田原総一朗氏「岸田さんからおかしくなった」中国問題議論の中で指摘「安倍さんは逃げなかった」