作家の岩下尚史氏(20年10月撮影)

作家の岩下尚史氏が火曜レギュラーのTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜午後5時)に出演し、米の品薄を伝えるテレビ番組の報道について、やんわり苦言を呈した。

番組では、高温障害やインバウンドの影響で米の値上がりや品薄が起きていることを伝えた。岩下氏は主な品薄な場所について「都心とか都内。あるところにはある」と指摘。その上で「他の情報番組とかさ、『米騒動』って言ってるんだよ」と切り出した。

岩下氏は「『米騒動』って大正時代の打ちこわしでしょ、北陸の方の。どこに打ちこわしをやっているところが…スーパー襲っている消費者いる?」と、冗談ぽい口調ながらも疑問を呈し、スタジオは笑いに。「もう、テレビって嫌ね~。アオるの!」とクギを刺すと、「余計、ひとつ買うところが、ふたつ買おうってなるじゃん。(結果的に)棚から消えるよね」と語った。

「米騒動」は歴史的には1918(大正7)年に起きたものが広く知られ、第一次世界大戦やシベリア出兵の影響などで米の価格が急騰し、富山県から抗議運動が全国に広がり、一部では店舗などを襲う暴動が起きて軍隊が出動する事態となった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「米騒動」品薄伝えるワードに作家が苦言「大正時代の打ちこわしでしょ。テレビって嫌ね~」