芸能生活50周年記念公演発表を行った、左から洋輔、キャシー中島、勝野洋、勝野雅奈恵。手前は雅奈恵さんの娘・八瑠子さん(撮影・千葉一成)

勝野洋(75)の芸能生活50周年記念公演「ホテル・モントブランク 2024」の製作発表会見が26日、都内で行われた。

勝野の古希を記念して19年7月に行われた同名舞台をパワーアップし、今回も妻のキャシー中島(72)がプロデュース、脚本・演出を次女の雅奈恵(42)が担当。25年4月末日で閉館する、都内の俳優座劇場のラスト公演として10月9~13日まで上演する。

今回は、劇中の恋のシーンを含めパワーアップしている。勝野は「いやぁ、5年ぶりに恋ができるんだ。うれしいな。堂々と恋ができる」と喜んだ。さらに「役者だから、恋がしたくて仕方ない。しょうがないので、猫9匹に恋している。これなら、文句はないでしょう」とまで言った。

そんな勝野の“ラブシーン大歓迎宣言”に、中島は「何よりも、勝野さんのラブシーン…ちょっとオシャレなシーンを勝野にプレゼントしたら、と。劇の中では、いくらでも恋をしてもいいよ、と」と、やんわりとくぎを刺した。

勝野劇団は、衣装を担当し、俳優としても出演する洋輔(40)も含めたファミリー劇団で、今回が8回目の公演となる。「ホテル・モントブランク」は、生き方の異なる多様な境遇の人々が集まるホテルが舞台。雅奈恵は「母から『父のラブストーリーを書け』と言われたのが5年前。こっ恥ずかしくて『どういう状況だろう?』と思った。75歳のラブストーリー…。5年前は恥ずかしかったけど、今回は勝野洋の、そんな姿、すてきだなぁと思って書いた」と笑みを浮かべつつ、ラブストーリーの部分について説明した。

勝野と中島は、1979年(昭54)に結婚し、結婚45周年を迎えた。中島は、さらに勝野のラブシーンについて聞かれると「(5年前は)2人が踊る、としか書いていなかった。(今回は)ほおを寄せ合うほどの、すてきな踊りと書いていた」と、5年前の前回とのラブシーンの違いを説明。勝野が「舞台の上に、ちょっと恋するシーンがある。必要ですよね?」と取材陣に同意を求めると、中島は「若い頃(ラブシーンは)苦手でしたよね」と突っ込んだ。これには、勝野も「一番、嫌いでした…今は、ようやく…普通の男になりました」と言い、笑った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 勝野洋ラブシーン強化に大感激「堂々と恋できる」妻キャシー中島手掛ける芸能生活50周年記念公演