井川意高氏のXから

「106億円を熔かした男」こと、大王製紙の社長と会長を務め、カジノに自社の資金をつぎ込んで実刑判決を受けた井川意高(もとたか)氏(60)が25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「地上波」について言及した。

タレントのトラウデン直美(25)が21日放送のTBS系「news23」で、自民党総裁選のポスターに「おじさんの詰め合わせ」などと発言して賛否両論を巻き起こしている。

井川氏は、この件について「おじさんは、差別してもOKみたいな風潮.そろそろ終わりにしないとね」などと記したXユーザーの投稿を引用。「地上波は バカの詰め合わせ」とつづった。

井川氏は大王製紙の創業家に生まれ、筑波大付属駒場中高から東大法学部に進み、大王製紙に入社。42歳で5代目社長に就任も会長時代の10~11年、カジノでの使用目的で子会社7社から総額106億8000万円を借り入れていた事実が発覚。会社法違反(特別背任)の容疑で逮捕され、12年に懲役4年の実刑判決により、16年12月まで服役した。

出所後に書いた著書「熔ける 大王製紙会長 井川意高の懺悔録」が累計15万部のベストセラーになり、現在は登録人数約28万人(25日現在)のユーチューバーとしても活動している。Xでは最近、自身がカジノにのめり込んだ「全盛期」の収支を再計算し、「約2兆円が負けた総額」と報告している。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 ”2兆円負けた男”井川意高氏「地上波はバカの詰め合わせ」”おじさん”騒動巡り私見