ショーケース・ツアーでパフォーマンスするNEXZ。左からTOMOYA、YU、SO GEON、HYUI、HARU、YUKI、SEITA(撮影:田中聖太郎写真事務所)

ソニーミュージックとJYPエンターテインメントの共同プロジェクト「Nizi Project Season2」から誕生した7人組ボーイズグループ「NEXZ(ネクスジ)」が25日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで、デビューショーケース・ツアー最終公演を開催した。

幕が上がり、メンバー7人が横並びで登場すると、悲鳴のような歓声が上がった。冒頭、デビュー曲「Ride the Vibe(Japanese Ver.)」を披露。パワフルなパフォーマンスで会場を魅了した。

リーダーTOMOYA(トモヤ=18)は「ついに最終日、今ある力全部振り絞って、全力でパフォーマンスします!」と宣言。HARU(ハル=18)も「最高の思い出になる1日にできるよう頑張ります!」と話した。

NEXZは昨年12月にデビューメンバー7人が選ばれ、今年5月20日にグローバルデビュー。同ツアーでは3都市6公演でチケットが全て完売し、計4万人を動員した。

ファンネームはNEX2Y(ネクスティ)。YUKI(ユウキ=16)は「いつもお互いのそばで力になり合える存在、という意味が込められています。名前がかわいいので、何回も呼びたくなっちゃう」とほほ笑んだ。埼玉県出身のSEITA(セイタ=17)は「今日は僕の家族、お兄ちゃんも見に来ているので頑張ります!」と拳を突き上げた。

トークパートでは、メンバーのある“秘密”が明かされた。SO GEON(ソ ゴン=17)はつい先日、健康診断で自身の血液型が判明したという。「今、僕の血液型を知っているのはメンバーとスタッフさんだけ。家族も分からないんです。きっと(同公演の)ライブビューイングを見てびっくりしてます」と明かすと、笑いとどよめきが起こった。ステージの中央で「B!」と叫び、血液型をこの場で初解禁。会場を盛りあげた。

今月21日にファーストEP「Ride the Vibe(Japanese Ver.)/Keep on Moving」をリリースし、日本デビュー。HYUI(ヒュイ=17)は「いつかドームでパフォーマンスをしたい」、YU(ユウ=19)は「ワールドツアーをやりたい」と意気込みを語った。

アンコールでは、メンバーが相次いで涙した。SO GEONは「このメンバーなしではここまで来ることはできなかった。要するにメンバー大好きです」と号泣。YUも「光るペンライトの景色が脳裏に焼き付いて、忘れることはないと思います」と声を詰まらせた。

最後にTOMOYAは、ファンに向けて「僕の人生で一番幸せな夏だった。いつまでもずっとNEXZのそばにいてほしいです」と大号泣。メンバーらは肩を抱き合い、円陣を組んで「ありがとう」と口々に思いを伝えた。

この日のステージでは、飲料「アクエリアス」のCMソング「Keep on Moving」など、アンコール含め全10曲を披露。グループ地上波初の冠番組「NEXZ NOW」(9月10日から全5回、火曜深夜12時59分)のMCを務めるお笑いコンビ、なすなかにしの那須晃行(43)も、同公演を客席から見守った。

グループ名は「Next Z(G)eneration」を意味し、同じJYP所属のStray KidsやNiziUの弟分となる。国籍は6人が日本で、SO GEONが韓国。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 NEXZがデビューツアー最終公演で号泣「人生で一番幸せな夏だった」肩寄せ合い「ありがとう」