ビヨンセ(2009年10月撮影)

米歌手ビヨンセ(42)が、米イリノイ州シカゴで22日まで4日間にわたって行われた民主党大会に姿を見せず、ファンを失望させた。11月の米大統領選候補となったカマラ・ハリス副大統領のテーマ曲に自身の楽曲「フリーダム」の使用を認めたビヨンセは、最終日にサプライズ登場してパフォーマンスを行い、ハリス氏への支持を表明する可能性が取りざたされていた。

ネットでうわさが広まった後、米オンラインメディアTMZが複数の関係者の話としてビヨンセ登場を伝えたことで期待が高まっていたが、空騒ぎに終わった。ハリウッド・レポーター誌はその後、「出席の予定はなかった」とビヨンセの代理人のコメントを伝え、誤報だったことが判明した。

ビヨンセは楽曲の使用を認めているものの、依然として公にハリス氏への支持は表明しておらず、党大会がその場になるとの見られていた。ビヨンセ以外にも、ネットではハリス氏への支持をまだ表明していない歌手テイラー・スウィフトの出席の可能性も浮上していた。

党大会では、歌手スティービー・ワンダーやジョン・レジェンド、ザ・チックスがパフォーマンスを披露したほか、大物司会者オプラ・ウィンフリーや女優ケリー・ワシントンらも登壇。最終日には人気歌手ピンクがパフォーマンスを行い、華を添えた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 ビヨンセ、民主党大会に姿見せずファン失望 米大統領選候補のカマラ・ハリス氏がテーマ曲に使用