自身2度目の3位を獲得したNGT48三村妃乃。「幅広く歌えることを知ってもらいたい」

AKB48グループのナンバーワン歌姫を決める「第6回AKB48グループ歌唱力No・1決定戦決勝大会」(7月23日、東京・立川ステージガーデン)で、NGT48の三村妃乃(22)が3位に入った。自身最高順位タイでNGT48にとっても個人最高タイ。大会を振り返り、今後の活動につなげる意欲をみせた。NGT48からは三村、清司麗菜(23)、大塚七海(23)、鈴木凛々花(15)の4人が出場し、清司と大塚が5位に入った。

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-初めて決勝大会に出場した第2回大会以来の3位

三村 壁を1つ越えられたような気がします。素直に歌ったら3位でした。今回は全体のレベルもすごく上がっていたし、前回を超えられたような気がします。

-1曲目で女王蜂の「メフィスト」で上位8人によるファイナルに進み、3位を決めた2曲目は椎名林檎の「人生は夢だらけ」

三村 特に「人生は夢だらけ」は自分が冷静にならないと歌えない難しい曲でした。大会の3日くらい前の練習で歌い方のコツをつかんだというか、「これだ!」ってなってビビビっと(笑い)。3拍子のリズムの上に音を乗せるように歌う、という感覚です。

-結果が出て

三村 正直、ちょっと悔しさはありました。でも、1位の岡村梨央さん(15、STU48)、2位の村山彩希さん(27、AKB48)の歌を聞いて、私はまだまだだなと思ったので、成長できる部分が残っていると感じました。

-NGT48としても結果を残した

三村 麗菜さんと七海が5位で、凛々花もファイナルには残れなかったけど評価が高かったです。何より会場のNGTファンの方の応援がすごく大きかった。

-4人のまとめ役でもあった

三村 今まで決勝に1人で出ていたので、今回4人もそろったことがうれしかったんです。大会を楽しんでほしかったし、そのためなら自分が知っていることをみんなに使ってもらいたかったです。4人でカラオケで歌って各自の曲を決めたり、NGT48劇場で練習してほかの3人に聞いてもらったり。全員で支え合って頑張れました。

-これからやってみたいことは

三村 幅広く歌えることをいろいろな人に知ってもらいたいし、いろいろなところで歌いたい。できれば決勝大会に出た4人で歌う場をつくりたいです。

【取材・構成=斎藤慎一郎】

◆三村妃乃(みむら・ひの)2002年(平14)6月15日生まれ、埼玉県出身。18年6月にNGT48の2期生として加入。22年、初舞台「わたしがピアスをあけたLaLa…」で主演を務めた。歌唱力No・1決定戦決勝大会では第2回が3位、第3回が7位、第4回が6位。昨年の第5回は清司麗菜、新井りりの(引退)と組んで出場したユニット戦で優勝した。趣味はミュージカル鑑賞、コスプレ、イラストを描くこと。血液型O。

◆AKB48グループ歌唱力No・1決定戦 AKBグループ所属のメンバーが歌唱力で競う。6度目開催の今回は予選に国内グループから100人、海外の姉妹グループから35人がエントリー。5月29、30日の予選を突破した20人が決勝大会に進出し6代目女王の座を争った。例年、決勝上位8人のファイナル進出者に審査員特別賞受賞者を加えた9人で「ファイナリストライブ」を開催している。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 NGT48三村妃乃、第6回AKB48歌唱力No.1決定戦3位を振り返る「壁を1つ越えられた」