高岡達之解説委員(06年10月)

読売テレビ特別解説委員の高岡達之氏が19日、同局の情報番組「かんさい情報ネットten.」に生出演。自民党総裁選に及ぼす米大統領選の影響力について言及した。

自民党総裁選は、9月12日に告示、27日に投開票で調整に入った。岸田文雄首相が不出馬を表明したことで、河野太郎デジタル相、石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相ら11人もの候補者の名が取り沙汰されているが、高岡氏は水面下の話として、最終的に「5人プラス1か2」くらいになると予測した。

さらに、高岡氏は官僚の話として「海の向こうの影響です。9月10日次第で選ぶ人が変わってくる」。

同日に米ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われる民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)による大統領選候補者討論会が総裁選に影響を与えると指摘。

「ハリスさんがいいデキで、『これはハリスさん』ということになると、大統領になると最長8年。自民党の総裁選びでも若手の方が良いんじゃないの、と。ところが、トランプさんがものすごく復活してきた、勢いがあって『トランプさんだな』となりますと、扱い方、付き合い方が難しい、即戦力だという声が当然、自民党の決選投票で出てくる。そうすると、ベテランの人に目が出てくる。皆さん、むしろこっちがどうか。9月10日の方もにらみながらの神経戦が続いております」と話していた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 読売テレビ高岡達之氏、自民党総裁選をめぐり「9月10日次第で選ぶ人が変わってくる」