田嶋陽子氏(2016年8月撮影)

元参院議員で法大教授だった女性学研究者の田嶋陽子氏(83)が18日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)に出演。同番組では「日本の宗教について考えるSP」として激論を交わした。

各パネリストに「もしあなたが“教祖”なら信者に何を説く?」の設問があった。田嶋氏は「男女平等こそが世界に平和をもたらす」と主張。「宗教って可能性がないよね。科学が発展して、いろんな神秘が解けてだれも、もう月にうさぎがいるなんて思わない」と話し、「みんな嫌いな言葉だけど男女平等。いままでの宗教は男の神様、男の国民と…」と説明。

ここで、作家の竹田恒泰氏が「天照大神は女神なんですが」と指摘すると、田嶋氏は「黙ってろよ!」。竹田氏が「イザナミの神も女性神です」とチャチャを入れると、「うるさい!」と一喝した。

さらに「神秘っていうのは、科学が発達してくると段々、なくなってくる。ほんのちょっと残っているものは自分の中にある神秘ぐらいと私は思う」と主張し、「だけど、まだ日本にまだ到達されていないものは、女を二級市民扱いしていること。これは、日本全国の、日本人の損、損。女の人を男の人と同じ、一級市民扱いして、きちんとした世の中にしないと、日本はこのまま廃れていく」と持論を展開した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 田嶋陽子氏「黙ってろよ!」竹田恒泰氏を一喝「日本はまだ女を二級市民扱いしてる」と持論