東野幸治(2020年11月撮影)

今田耕司(58)と東野幸治(57)が18日、フジテレビ系「ワイドナショー」(午前10時)にそろって生出演。この日の番組内容についてパリ五輪のメダリストが1人もいないことについて自虐ネタの“即興漫才”を披露した。

五輪を含めたスポーツに対する「興味がない」と公言する社会学者古市憲寿氏(39)がゲストで出演していて、今田が「今日、選手来てないの、古市さんのせいですよね。だってそんな人のおるスタジオいきたないでしょ」とイジってきた。古市氏も「だから、後半がどうでもいいニュースなんだ」と言いい返した。

ここで東野が「プロデューサーに『いやぁ~、これからね、五輪のみなさん、帰国しますからブッキングしてきますよ』っていうから、今日誰かなと思ったら…(台本をめくって)墓じまいの話なんですよ」とオチをつけるとスタジオは大爆笑になった。

大きな口を開けてポカンとしている今田は「今日(ゲストは)誰かなと思って超楽しみにしてきたのに」と不満げ。今田の話が終わりきらないうちに東野が「おそらく日曜の裏番組『サンジャポ』でアスリートが今、しゃべってるんですよ、その横で“墓じまい”仕切る俺の立場」とさらなる爆笑となった。

東野はダメ押しするようにすぐ隣にEXIT兼近大樹(33)に「“どうよ、墓は!”とか“実家、帰ってる?”って」とツッコミを入れると、たじたじだった兼近が「そっちの方が興味ある人もいますから」と返した。そこに今田が「お盆、終わってるしな。ホンマやで、お盆前やで、その特集は。どういう会議や」と文句を列挙。東野は「すみません」と形だけ謝って、パラパラと台本をめくって「もう、予告です。11時過ぎたら墓の話します」とあきらめたように宣言した。

今田が「どんな話になるか、みなさん、いいんですか」とカメラに見栄を切るように話して「アスリートはまだまだいろんな番組出ますよ。この番組だけです、墓じまいやるのは」とあおった。東野は「いろんなテレビのザッピングをする人がいて、(何台ものテレビを)観ているときに…フジ開けろよ、こいつらマジか、墓の話、しとるぞ」と切り替えるリモコンを持って斜め上を見上けるフリをした。

今田は「ワイドナショーのトップの人が決めたんちゃう?」と東野話しかけ「カスリートやぁ~、って会議で言うてるときに(急に目を閉じて、パッとまぶたを見開いて)墓じまいだ」と身を乗り出して上体を詰め寄るようにしてカメラ目線、力強い言葉で決めるとスタジオは笑いに包まれた。兼近は「誰も止めないんスね。新しいスね」と“墓じまいをテーマする番組会議のネタ”をじっくり堪能して感心していた。

番組では11時3分から墓じまいについての特集を行った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 東野幸治「裏番組でアスリートしゃべってる。その横で墓じまい」ワイドナショー五輪ゲストなし