明石家さんま(2023年2月撮影)

漫才コンビ「オール阪神・巨人」が17日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(土曜午後3時)に出演。明石家さんま(69)との若手時代のエピソードが紹介された。

オール阪神・巨人とさんまはデビューが同期で、50年来の付き合い。番組では、オール阪神は若手時代、さんまと同じマンションの上下の階に住んでいたことが伝えられた。

さんまといえば、出演番組の台本をほとんど読まないことで知られているが、阪神は「結構台本あるよね、家に」と、台本をしっかり保存していたことに触れ、「(舞台でネタとして)しゃべったことを(書き留めて)全部ベッドの下に入れてたよね」。若き日のさんまが「ネタ帳」を作っていたことも明かしている。

阪神は、さんまの部屋へ遊びに行った際、さんまがトイレに行っている隙にベッドの下を探し、「あっちこっちからいっぱい『ここでは何をしゃべった』とか全部書いて置いていたよね」と、さんまのきちょうめんを暴露。オール巨人は「そういうことを見せないのが、さんまのポリシーなんよ」とうなずいた。

そんな若手時代、3人はMBSテレビの公開バラエティー番組「ヤングおー!おー!」に出演。当時、阪神と巨人は、毎週3分間ほどのネタを披露することになっており、毎回、巨人がネタを書いていた。巨人は阪神にもネタを書くよう頼んだが、「これがおもろなかった」と、阪神のネタは毎回のように却下されていた。

ある日、「『運動会』で真剣にネタを書いてこい」と言われた阪神は、さんまに相談。さんまは「そんなん簡単や。俺が書いたるわ」と代筆を引き受けた。さんまが書き上げたネタを阪神が意気揚々と持っていたところ、巨人は「おもろない。却下」と、結局ネタは採用されなかった。

この話に、さんまは「あれ、俺がやったら面白いねん。阪神のキャラやなかったんや」と釈明して笑いを誘っていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 明石家さんま、若手時代の意外な一面 オール阪神が暴露「ベッドの下に…」