杉村太蔵氏、岸田首相は「歴代の総理大臣の中でもかなりトップ」主張も…今田耕司がツッコミ

杉村太蔵氏（2021年12月撮影）

元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏（45）が、17日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」（土曜午前11時55分）に出演。総裁選への不出馬を表明した岸田文雄首相（67）への評価に言及した。

岸田首相は14日の会見で、9月に迫る自民党総裁選に立候補しない考えを表明し、「自民党が変わることを示す最初の1歩は私が身を引くこと。新たなリーダーを一兵卒として支えることに徹する」などと述べていた。

杉村氏は、岸田首相の決断に「もう、びっくりして。僕は岸田さんが出たら絶対勝つと思ってるから」と驚き、「この際言わせてもらうと、岸田総理は歴代の総理大臣の中でも、かなりトップですよ。成果としてはね」と切り出した。

続けて、「経済、外交、安全保障って、非常に重要じゃないですか。外交に関しては、去年、G7の広島サミットありましたよね。あれだけ立派にやって、（ウクライナの）ゼレンスキー大統領も呼んで、G7で一致して…と。そういう人間関係を作るっていう意味では外交も良かったし、安全保障も」と評価。

さらに、「経済に関しては、何より賃金を、これまでずっと上げることができなかったのに、春闘でも上げるようになった」と述べ、「皆さんが言うほど、そんなに悪い政治ではないというのが私の考え」と力説する。

杉村氏の主張に、今田耕司（58）は「岸田さんがやったというイメージが、あまりにもない。世の中的に『もう賃金を上げないと』みたいな時のタイミングで、たまたま総理をやっただけじゃないの？　みたいな」と指摘。

これに、杉村氏は「たまたまって言われたら、返す言葉もないかもしれないですけどね…」とトーンダウン。今田に「もうないの？　早くないですか！？」とツッコまれて苦笑していた。