男子フリースタイル74キロ級決勝 銀メダルを獲得した高谷大地(右)は、試合後にスタンドの芙早乃夫人に駆け寄り祝福される(2024年8月撮影)

パリオリンピック(五輪)レスリング男子フリースタイル74キロ級銀メダリストの高谷大地(29=自衛隊)が17日、MBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。愛妻家ぶりを発揮した。

高谷は決勝でラザムベク・ジャマロフ(ウズベキスタン)にフォール負け。惜しくも銀メダルとなったが、スピードとパワーを兼備する海外勢がそろう激戦階級で、1996年アトランタ大会で3位となった太田拓弥以来、日本勢28年ぶりのメダルだった。

番組には、五輪に3度出場した兄の高谷惣亮(35=拓大職)と出演。スパーリングに付き合い続けてくれた兄に「ありがとう」とメダルをかけた。

高谷は世界選手権で銅メダルを獲得した際、妻の芙早乃さんに「芙早乃、愛してる!」と絶叫したように愛妻家の一面を持つ。五輪決勝の試合後も妻の元に駆け寄り熱く抱擁したが、「観客席に入ってもいいか分からなかったんですけど、僕の試合の前に(3位決定戦で)米国の選手が大逆転勝利してセキュリティーを振り切って客席に行ったんですよ。それを控えで見ていて『カッコイイ』と思って」。試合前から妻の元に行くつもりになっていたという。

スタジオに来ていた芙早乃さんは、その時の様子について「まさか上がってくるとは思ってなかったので。だいたい、負けた選手はそういうことしない」と苦笑い。

それでも「うれしい気持ちとよく頑張ったなと思って、すごいワンちゃんみたいになでました」と笑顔で振り返ると、高谷はそんな妻の姿を見つめながら「今日もかわいい」とデレデレだった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 愛妻家のレスリング銀メダリスト高谷大地「今日もかわいい」妻を見つめデレデレ