フジテレビ系「海のはじまり」より有村架純(C)フジテレビ

Snow Man目黒蓮(27)が主演するフジテレビ系「海のはじまり」(月曜午後9時)の第7話が12日、放送された。

第7話では「母性」がテーマの1部だった。弥生(有村架純)は四十九日法要後、津野(池松壮亮)と歩いていると、話題は「母性」に。弥生は「何で子どもの話になると、とたんに父親より母親の方が期待されるんですか」と投げかけた。さらに「父性ってあんまり使わないけど、母性って使いますよね。無償の愛みたいな。そんな母親ばっかりじゃないのに」と続けた。

そして場面が切り替わる。水季の回想シーンで、図書館内で津野と「母性」について語り合うシーンがあった。水季は「母性って何ですか? 無償の愛とかですか?」と津野に問いかけた。さらに「子どもを愛せない母親なんていっぱいいるのに。母の性って…それが無償の愛って」と続けた。

X(旧ツイッター)では「母性」について「母性の考え方、あまり深く考えてこなかったから『そりゃそうだわ』の気持ち 水季と弥生の共通点」「今日もいっぱい考えさせられる回だった 母性とか無償の愛とか…女性にだけ課せられる責任とか期待とか 弥生さんがキレたのが面白かったな これからどんどん、また違う面が見れそう」「母性、父性ってなんだろうね って考えた回だったな」「確かに母性も人それぞれだよね。昔あるんだね自分より大切なものってってお腹を愛おしそうに見つめてたドラマを見てそれが当然だと思ってたけど、当然じゃなくて当たり前とかないんだよね…」などと書き込まれていた。

同作は、人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。親子の愛をテーマに、今の時代だからこそ伝えたい、人と人との間に生まれる愛と家族の物語。目黒は「月9」枠の初主演で父親役に初挑戦する。目黒も出演した同局系ヒット作「silent」と同じく、生方美久氏が脚本を担当。風間太樹氏が演出を担うほか、村瀬健プロデューサーら「silent」チームが制作する。

▼第7話あらすじ

夏(目黒蓮)は、海(泉谷星奈)と一緒に弥生(有村架純)のマンションへ向かう。到着後、手洗いうがいで洗面台に立つ海を夏が後ろから抱える。そんな2人の姿を見て、ほほ笑む弥生。

弥生は下準備していたコロッケを冷蔵庫から取り出し作り始める。その様子を見て海は「コロッケって家でも作れるの!?」と驚く。海の母・水季(古川琴音)は生前、スーパーのお総菜のコロッケが安くなった時だけ買ってくれたという。その話を聞いた夏は、かつての水季と海の暮らしに思いを巡らせながら、コロッケを家で作るのはとても大変なんだよと海に話す。

弥生のコロッケを食べた海は「スーパーのみたい!おいしい!」と感激する。その後、夏が離席し海と2人きりになった弥生は、夏との暮らしはどうかと海に聞く。海は楽しいと答え、続けて「夏くん一人占めしてごめんね」と謝る。弥生は冗談交じりに、好きなのに会うのを我慢してしまう時もあるのだと話すと、海は水季もそうだったのかと聞く。そして、夏と水季はなぜ別れたのかと聞く海に、弥生は言葉に詰まる。さらに海は、水季と津野(池松壮亮)が交際しなかったのは自分がいたからなのかと弥生に問う。

その頃、南雲家では、水季の四十九日法要と納骨について話していた。朱音(大竹しのぶ)は津野に電話をかける。心の整理がついたら水季に会いに来てほしいと言う朱音に、津野は言葉が詰まり…。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「海のはじまり」が訴えた「母性」とは…X「女性にだけ…」「人それぞれ」「当たり前とかない」