紀藤正樹氏(2022年7月撮影)

紀藤正樹弁護士(63)が12日までにX(旧ツイッター)を更新。「夏場の男性の体臭が苦手」投稿で芸能事務所「VOICE」から契約を解消されたフリーアナウンサー川口ゆり(29)について言及した。

「性差別解消は『男女平等論』が前提にある」とした上で「川口氏は学問としてのフェミニズム(男女同権主義)の真の意味が理解できていなかったのではないか」と推察した。

紀藤氏の指摘に「余計な事言って、自分が不利を被ったらなんにもならない。コイツ臭いな。このオヤジ、口臭いよ。と、思うことなんか山程ある。別に思って事を発信する必要性はない」「悲しいです。これまでの発信者が男性から女性ヘのハラスメント発言という方向性が逆になっただけ。職業柄体臭についてジレンマを感じながら生きる人々ヘの思慮が欲しかった。ハラスメント講師なら尚更。この講師のイズムが第二、第三のリテラシーを持たない人物を育ててしまうことが怖いです」「日本は昔から男尊女卑の考えが強かったから男女差別=女性差別と捉えられがちですが当然男性差別も含まれるんですけどね 以前自民党の麻生氏が上川大臣を“おばさん”と発言して批判されてましたが何故か"おじさん"発言して批判される人がいないのも不思議だと思います」などのコメントが寄せられた。

川口はX(旧ツイッター)で、美容事業にも携わる身として、「男性顧客向けの美容事業をますます頑張りたいな」と意気込みを示す中で、「夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」「常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」と本音を吐露し、賛否両論を巻き起こしていた。

川口の所属事務所であるVOICEは11日、公式サイトを更新。10日をもって川口との所属契約を解消したことを報告した。「川口氏はX(旧Twitter)のSNSに於いて、異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました」と契約解消に至った経緯を説明。そして「当社では、言葉は誰かを傷つけるためにあるものではなく、勇気づけたり愛を語るためにあるものと考えており、言葉を扱う仕事に携わる者としてはあってはならず、大変心苦しく考えております」と事務所としての方針を示した。「皆さまに於かれましては、多大なご迷惑をおかけ致しましたこと、心よりお詫び申し上げます」と騒動を謝罪している。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 紀藤正樹弁護士「男性の体臭苦手」アナは「学問としてのフェミニズムの真の意味が…」痛烈指摘