サヨナラ公演の宝塚大劇場千秋楽を迎え、本拠地に別れを告げた雪組トップ彩風咲奈

宝塚歌劇団の雪組トップ彩風咲奈が11日、兵庫・宝塚大劇場で、退団公演「宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-」の千秋楽を迎え、本拠地に別れを告げた。サヨナラショーの締めは、ファン時代からあこがれ、宝塚最後の作品「ベルばら」からの「オマージュ」。男役の正装黒えんびで臨み、最後の大階段はタカラジェンヌの正装はかまでおりた。

大階段の途中で立ち止まり、満面笑みで客席を見渡してあいさつ。「ほんとに毎日『愛あればこそ』を実感する日々でした」と言い、万雷の拍手に「(初観劇した)あの日(宝塚を志して)夢見た自分をほめてあげたい」と語った。

閉幕後は記者会見に臨み、笑顔での卒業に「楽しさと、うれしさと、幸せが(涙を)超えておりました」と言い、また笑っていた。東京宝塚劇場は8月31日に開幕、10月13日の同千秋楽をもって退団する。【村上久美子】

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 【宝塚】雪組トップ彩風咲奈「ほんとに毎日『愛あればこそ』を実感する日々でした」本拠地に別れ