うじきつよし(2018年2月撮影)

ミュージシャンで俳優うじきつよし(66)が8日、X(旧ツイッター)を更新。憲法改正を推し進めようとする岸田文雄首相を厳しく批判した。

岸田首相は7日、党の憲法改正実現本部で、自衛隊の明記に向けた論点整理について、議論を党内で加速するよう指示した。公式Xでは、「今『憲法について言うだけの時代は終わった、いかに実現するかを考える時代だ』という言葉を噛み締めています。来年は我が党結党70年という大きな節目を迎えます。この大きな節目に向けて、長年の懸案である憲法改正、我が党の党是である憲法改正について、自民党として議論を進めてまいります」と、あらためて自身の発言を動画とともに記した。

うじきは岸田首相のポストを引用。首相の発言を「今『とっとと変えちまわないと、悪事が続けられねぇし、だいたいオレがクビになっちまう!』っていう焦りを噛み締めてるワケよ。70年かけて仕組んだ悪事のウマみ、易々と手放すかよ!なっ、頼むぜ兄弟!」。

独自の解釈で訳し、「なんて“小さい”極悪人なのだろう。自らの延命の為に『改憲』を悪用する。天分なき俗物」と痛烈に批判した。

岸田首相が、下火になっていた「自衛隊の明記」に突然、言及したのは、9月の自民党総裁選に向けて保守派を取り込む狙いともみられる。

俳優松尾貴史も自身のXで「二重人格が国のトップですか。改憲を主張するなら総理も議員も辞職してからでしょう。その時に自民党総裁でいられるならその発言もあると思いますがね」と指摘した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 うじきつよし「なんて“小さい”極悪人なのだろう」改憲進める岸田首相を猛批判