遠野なぎこ(2015年7月撮影)

女優遠野なぎこ(44)が7日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜午後9時)に水曜コメンテーターとして生出演。パリオリンピック(五輪)柔道女子52キロ級の2回戦で敗退し、号泣した阿部詩(24=パーク24)について言及した。

ネット上では阿部の号泣をフォローするコメントがあった一方、進行を妨げたと指摘する投稿もあった。遠野は自身のインスタグラムで「阿部詩選手の敗退の涙。その姿に賛否の声があるようで。私には信じられない。それでも同じ血が通った人間ですか」などとつづり、怒りを示していた。

遠野は「あんな叫びや涙を、この選手たちは命がけでやってるわけですよ。命がけでやったことありますかってインスタとかで書いちゃったんですよ。そしたらすごい炎上しちゃって」と苦笑い。番組前に放送作家からは「さっき、作家さんに言われて。『阿部詩選手を擁護して炎上したタレントは遠野さんだけです』って」と言うと、スタジオからは乾いた笑いが。続けて「すごいかばったつもりも、余計なことしちゃったみたい」と笑顔で反省していた。

遠野は自身のSNSで阿部が号泣敗退後、私見をつづっていた。「『人の心に寄り添えないのか…』。今回のオリンピックの、阿部詩選手の敗退の涙。その姿に賛否の声があるようで。私には信じられない。それでも同じ血が通った人間ですか。…あれだけ美しい涙があるだろうか。…あれだけ美しい叫び声があるだろうか。人は本当に身勝手に何でも言いたがる。自分は同じ土俵に立った事もない癖に」と投げかけていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 遠野なぎこ、号泣阿部詩を擁護も「唯一炎上したタレント」と指摘され「余計なことしちゃった…」