大野将平(2022年6月5日撮影)

柔道男子73キロ級で五輪を連覇したの大野将平氏(32)が5日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。解説者として携わったパリオリンピック(五輪)を振り返った。

選手を見守った今大会を「違った角度からオリンピックを見て解説者として携われたことは私にとって貴重な経験となりました」と投稿。続けて「柔道は国際化され様々な格闘技の技術も取り入れられています。柔道を良くしていくには『正しく組んで正しく投げる』ことが必要だと感じました」とつづった。

その上で誰が見てもわかりやすい柔道を体現してほしいとも投稿し「攻めた結果、相手に指導がいくわけで指導狙いの柔道は見ている人を退屈にさせます。ルールについての議論をする前に、変わったルールを追いかける前に、古き良き時代の柔道を、現在に至るまで変わっていない柔道の本質を今一度知り、突き詰めていきたい。我々は投げること、抑え込むこと、一本を取ることを目指していきませんか」と柔道界へ投げかけた。

そして「オリンピックだけではなく、普段の大会から柔道を応援していただけると幸いです」とファンに呼びかけた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 柔道解説の大野将平氏「一本を取ることを目指していきませんか」ファンや柔道界に投げかけ