混合団体決勝第5試合 男子73キロ級以下 フランスのガバ(左)に一本負けした阿部一(撮影・パオロ ヌッチ)

パリオリンピック(五輪)の柔道混合団体決勝で日本はフランスに敗れ2大会連続で銀メダルに終わった。男子で66キロ級で2連覇の阿部一二三(26=パーク24)が1階級上の銀メダリストに浴びた技についてネット上では白熱した議論が行われている。

緊迫した攻防が続いたが8分52秒の死闘の末、ジョアンバンジャマン・ガバが仕掛けたレスリングのタックルのような変形の肩車をくらい敗れた。

この変則的な技について2015年の柔道グランドスラムで81キロ級の銅メダルを獲得した丸山剛毅(ごうき)さん(32)は自身のX(旧ツイッター)で「柔道詳しく知らない人だと思いますので教えてあげましょう この技は肩車です。足取りが廃止されてから外国人が考えてきた素晴らしい技です」と技術を解説した。

Xでは「こんなん柔道って認めたくないな」「フランスって柔道って言うよりレスリングやってない?」「タックルまがいな技って柔道でありなの?」といった批判的なポストや「これは見事な肩車です」といった肯定的な意見も上がっていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 一二三が敗れた「肩車」ネット上「タックル」「柔道ではない」議論白熱…柔道家が解説する事態に