日本対米国 会場で観戦するスヌープ・ドッグ(ロイター)

パリオリンピック(五輪)でNBCテレビの特班員リポーターとして活躍中の米大物ラッパー、スヌープ・ドッグ(52)が3日、馬場馬術団体グランプリ決勝が行われたベルサイユ宮殿に、馬場馬術の正装であるえんび服姿で登場した。黒のヘルメットと手袋、ジャケットと白いシャツにズボン、サングラス姿のドッグは、ゴルフカートで会場入りし、観客席から華麗な技を楽しんだ。

馬場馬術は、人と馬が一体となって優雅な舞を競う競技で、技の正確性と芸術性が見どころ。ドッグは、番組で「ダンスをする馬に興味がある。馬たちにニンジンとリンゴをあげたい。馬が踊る前に餌をあげたいんだ」と語っていた。

競技に合わせて押し選手の顔入りTシャツなど毎回独創的なコスチュームで会場を訪れ話題を呼んでいるドッグは、この日も胸にはスヌープの頭文字「S」字型のブローチを身に着けていた。

大のスポーツ好きとして知られるドッグは、リポーターとして現地で大活躍。7月26日の開会式当日にはパリ市内で聖火ランナーを務め、その後も体操や柔道、スケートボード、ビーチバレーなどさまざまな競技会場に出没している。

女子体操団体の決勝体戦では金メダルに輝いた米国のシモーネ・バイルズの顔がプリントしたTシャツを着て応援する姿もあった。

また、3日に行われたなでしこジャパンと米国が対戦したサッカー女子の会場でも派手な衣装で観戦する姿があり、中継に姿が映ったことから日本のSNSでも話題となっていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 スヌープ・ドッグ、なでしこ戦にド派手衣装で登場! 正装えんび服で馬場馬術団体決勝にも姿