アニメ映画「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」プレミアム試写会に登壇した水樹奈々撮影・村上幸将)

声優で歌手の水樹奈々(44)が2日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたアニメ映画「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」(佐々木忍監督、9日公開)プレミアム試写会に登壇。劇中で演じた小さな恐竜ナナ役は「ナナだから選ばれたんじゃないか? って言われるんですけど、オーディションです」と、オーディションを受けて勝ち取ったと明かした。これにはオズワルド伊藤俊介(34)も「水樹奈々、オーディションなんですか!? マジ?」と驚いたが、水樹は「そうなんです。まさか、決まるなんて…とビックリした」と笑みを浮かべた。

役どころについては「純粋無垢(むく)なキャラクター。ある事件で河原にいて(犬の)シロが見つけてくれて野原家にやってくる。シロが野原家にやってきたような、いきさつで…。小さい頃から見ていた私としては、胸が熱いわと。物語のキーになるキャラクター」と評した。

演技については「何と言っても『ナ』しか、しゃべれないので、全ての思いを込めて、台本を読み込んで、言語化した思いを、どう思いを込められるか。人間のキャラを演じるよりも、本当に難しい」とアフレコの難しさを口にした。その上で「シロとコミュニケーションを取ることが、すごく多い。恐竜と犬…言葉を持たないもの同士が、どうコミュニケーションを取るか。アドリブのシーンも多く、どれだけ自分の思いを乗せられるか、難しかった」と振り返った。

◆「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」 夏休みが始まろうとしていたある日、現代に恐竜をよみがえらせた一大テーマパーク「ディノズアイランド」が東京にオープンという世界中が驚くビッグニュースが飛び込んできた。「すごいゾ! オラも行きた~い!!」という、しんのすけ(声・小林由美子)の念願がかないカスカベ防衛隊はディノズアイランドに特別招待された。世間で恐竜の大ブームが巻きおこっていたころ、しんのすけの愛犬シロ(声・真柴摩利)がカスカベの河原で小さな恐竜ナナと出会う。ナナには大きな秘密があった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 水樹奈々「クレヨンしんちゃん」恐竜役は「オーディションです」のオズワルド伊藤仰天「マジ」