スマイリーキクチ(2009年撮影)

タレントのスマイリーキクチ(52)が2日までにX(旧ツイッター)を更新。SNSをめぐり、私見をつづった。

キクチは1日の更新で「スープに一匹のハエが入れば面積はスープのほうが広いのに、どうしても小さなハエが視界に入ってしまう。SNSはそれと似た感覚で応援がスープで誹謗中傷がハエ。スープよりもハエが気になってしまう。そのハエは叫ぶ『ハエが嫌ならスープなんて食うな』と。悪いのはどっちなのか」と記述。

さらにその後のポストでも「『批判や誹謗中傷が嫌ならSNSをやるな』と意見する人もいますが、この主張は『煽られるのが怖いならクルマの運転をするな』と強弁するのと同じ」と記述。「悪口を書かれて傷つく人はメンタルが弱いなんて被害者責任論は論外。身につけるのは読み手のスルースキルではなく投稿する側のコミュニケーションスキル」と続けた。

キクチは最近Xで、パリオリンピック(五輪)での選手や審判への誹謗中傷に対し警鐘を鳴らしている。

これらの投稿に対し「素晴らしいです その通りですね」「おっしゃる通りだと思います!」などとさまざまな声が寄せられている。

キクチはかつて、ネット上で殺人事件の関係者などといわれなきデマを書かれ、誹謗中傷を長年受けた経験がある。ネットの危険性やモラルなどについての講演活動もしており、共著本「ネット中傷 駆け込み寺」なども出している。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「悪口を書かれて傷つく人はメンタルが弱いなんて被害者責任論は論外」スマイリーキクチが私見