８個目の金メダルを手にしたケイティ・レデッキー、プールでの放尿について「私はしないけど…」

金メダルを獲得して笑顔を見せるケイティ・レデッキー（ロイター）

パリ五輪1500メートル自由形で7月31日に、競泳女子で最多タイとなる8個目の金メダルを獲得する金字塔を打ち立てたケイティ・レデッキー（27＝米国）が、NBCスポーツで公開されたインタビューでプールでの放尿について問われ、「私は絶対にしないけど、他の人のことは言えない」と答えて話題を呼んでいる。

米人気コメディアン、レスリー・ジョーンズとのインタビューに応じたレデッキ－は、「こんな長いレーンを見ると、聞かざるを得ないんだけど、プールでおしっこはしないの？」と問われ、「私はしないけど」と返答。その後、「誰もしないってこと？」と突っ込まれ、他の選手はプールでおしっこをしている可能性を匂わせた。

ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）誌が先日、「五輪競泳の汚い秘密：誰もがプールでおしっこする」と題した記事を掲載し、リオデジャネイロ大会で2冠、20年東京大会でメダル3個を獲得した米国代表リリー・キングが「泳いだプールすべてでおしっこしたと思う。そういうものよ」とのコメントし、衝撃を与えたばかり。

五輪金メダル23個を獲得した米国競泳男子の元スター選手マイケル・フェルプス氏も2012年に同誌のインタビューで、「2時間もプールで過ごす時はトイレに行くことはなく、競泳選手にとって水中でおしっこするのは普通のこと」と話している。

レデッキ－は、3日に優勝候補の800メートル自由形に出場する予定で、前人未到の9個の金メダル獲得に期待が持たれている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）