池谷幸雄氏(2013年5月12日撮影)

1992年(平4)のバルセロナ五輪体操個人床運動銀メダリストでタレントの池谷幸雄が1日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演。パリ五輪体操男子個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助(20=徳洲会)を祝福した。

「体操ニッポン」は2012年(平24)ロンドンと16年リオデジャネイロの内村航平、21年東京の橋本大輝、今回の岡と個人総合4連覇となった。岡の快進撃に「調子が良いんですよ」と即答。「予選、決勝からノーミスだったので、この調子は行ってくれるんじゃないかなと感じていました。想定内です」と話した。

岡は2022年に右膝前十時靱帯(じんたい)断裂の大けがもあった。池谷は「けがからの期間が2年あったのが良かったですね。もっと短いと厳しかった。1年は治して、1年で試合勘を取り戻すことができたと思う」と解説した。

池谷は「体操選手はけがをしても、けがした部分以外をずっとトレーニングする。鍛えておいて、後から治った部分を多めにやってそろえていく。常にトレーニングを行っている」と明かした。

続けて、総合2位の張博恒に僅差の勝利に「ゆかとあん馬で点差を広げておかないと、という思いがあって、それを実施できた。他もあまり離されず、取りこぼしがなかったと思う」とした。

また、6位に終わった橋本には「オリンピック個人総合チャンピオンが2人いる。日本にとって頼もしい。24歳と26歳、ちょうど脂が乗って良い頃がロス五輪になる」と期待を込めた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 池谷幸雄、体操個人総合金の岡慎之助に「想定内です」6位橋本大輝に「脂が乗った頃がロス五輪」