朝ドラ「虎に翼」主演の伊藤沙莉(2024年3月撮影)

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)1日に放送された89回の平均世帯視聴率が17・2%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・9%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第60回の18・1%。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

あらすじは、三条支部の事務員・小野(堺小春)は苦しい胸の内を明かし、香子(ハ・ヨンス)と汐見(平埜生成)にどうして結婚できたのか聞く。

一方、寅子(伊藤沙莉)は放火事件をめぐり検察側から証拠として提出された手紙の翻訳に誤りがあったことを航一(岡田将生)に報告する。被告人は無罪判決となる。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」17・2% 放火事件の裁判で被告人は無罪判決となる