はじめしゃちょー(2023年3月撮影)

人気ユーチューバー、はじめしゃちょー(31)が31日までにX(旧ツイッター)を更新。新型コロナウイルスワクチン接種を推進していた動画を非公開にしたことを報告し、誹謗(ひぼう)中傷などの投稿に対して法的措置も辞さない姿勢を示した。

はじめしゃちょーは「河野大臣との対談動画に関しまして。当時から状況や環境が変わっている中、未だに金銭を受け取っているなどの誤解や、事実と異なる噂、ご意見が届くのでこのまま公開しておくべきでないと判断し、非公開対応をさせていただきました」と報告。「中には誹謗中傷や、脅迫とも受け取れるような発言なども見受けられましたが、今後そのような発言が続く場合は、法的措置を取らせいただく可能性があります」と警告した。

今回非公開にした動画は、21年7月に、同YouTubeチャンネルにアップされた「【拡散希望】河野大臣…コロナワクチンって本当に大丈夫なん…?」と題した動画。当時ワクチン担当相だった河野太郎氏と対談し、河野氏からワクチンの安全性について「アメリカで2億回くらいコロナウイルスのワクチンって打ってるんですけども、死んでいる人は1人もいない。断言している。そんなに心配することではない」と説明を受け「大臣の話を聞いていると、僕も打ちたくなりました」などと話していた。

今年4月、ワクチン接種後に死亡した人の遺族8人と後遺症になったとする5人が国に計約9100万円の賠償を求めて東京地裁に提訴したことで、この動画が再び話題に。はじめしゃちょーは自身のXで「当時、河野大臣との対談の機会をいただき、ワクチンについて自分としても気になっており、ウイルスやワクチンの事など何も知らなかったので自分が思う疑問を質問形式でお聞きした動画です。動画内のコメントにも記載しましたが、僕自身、それぞれのワクチンにはリスクもあり、接種するしないは個人の判断だと考えており、僕からの発信も情報の一部として捉えていただけたら良いと思い、動画を投稿しました」とあらためて意図を説明するとともに「広告案件ではないので費用は一切いただいておらず、動画の収益化も行なっておりません」と一部の疑惑を否定していた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 はじめしゃちょー、ワクチン推奨動画を非公開に「誤解や、事実と異なる噂、ご意見が」