長嶋一茂(2019年撮影)

31日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)で、30日(日本時間31日)に行われたパリオリンピック(五輪)のバスケットボール男子で、開催国フランスに延長戦の末、90-94で敗れた日本をめぐる審判の不可解さが議論になった。

世界ランク26位で48年ぶりに自力出場した日本は、同9位のフランスとの1次リーグ第2戦で、第3Qまで64-69と接戦を演じたが、第4Q残り8分31秒で、八村塁(26)が2度目の「アンスポーツマンライクファウル」を取られ退場に。地元フランスが一気に有利になる判定で、SNSでは疑問の投稿が相次いだ。

さらに終了間際、河村勇輝(23)がファウルをとられ、相手にフリースローを与え同点に追いつかれる展開になったが、この時、河村が相手に触れていない瞬間をとらえた写真がSNSで拡散されており、「世紀の大誤審」だとして、審判への怒りや批判が拡大している。

元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂は「会場はどアウェーだったと思う」としながらも「八村選手の退場も含め、特に河村選手のファウルも…。今大会、始まってまだ1週間もたっていないけど『疑惑の判定』が結構、物議をかもしている」と指摘。「個人的見解」と断った上で「言いづらいけど、ちょっとフランスびいきの判定をしているように見える。この試合は特に」と疑問を示した。

この意見に、起業家でリディラバ代表の安部俊樹氏は「誤審といわれたが、(判定したのは)NBAでも(審判を)やっているような方。その上で、納得いかない判断が出たのならそれが引き受けるしかない」と述べると、一茂は「AIがこれだけ発達している。判定もAIに任せた方がいい。(審判が)肉眼でみえていない角度も、やっぱりある」と持論を述べ、これには安部氏も同意した。「スポーツは審判が決めたことを守るのが絶対ルール。審判の尊厳がなくなるとスポーツとして成立しなくなるから(審判の判断は)大事だったけど、そろそろ機械にやってもらうタイミングが出てきているのではないか」と指摘した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 長嶋一茂、河村勇輝めぐる「世紀の大誤審」受けて「判定もAIに任せたほうが」と私見