東野幸治、Ｋ２滑落日本人の救助打ち切りに「残念です」 過去に「東野登山隊」撮影に携わる

東野幸治（2020年11月撮影）

お笑いタレント東野幸治（56）が31日、X（旧ツイッター）を更新。パキスタンにある世界第2の高峰K2（8611メートル）で滑落した山岳カメラマンでクライマーの平出和也さん（45）中島健郎さん（39）さんの救助活動が打ち切りになったことについて言及した。

2人の所属する登山用品販売の石井スポーツは30日、報告を終えると表明した上で「両名の活躍をたたえるとともに、可能な限り支援を続けてまいります」とつづっていた。

東野は「平出和也さん中島健郎さんの捜索が打ち切りになりました。残念です」と切り出し「東野登山隊では何度も撮影して頂いて本当にありがとうございました」とつづった。

「東野登山隊」の隊員は東野、品川庄司の庄司智春、天津の木村卓寛、ディレクター椎葉宏治の4人。2016年の富士登山をきっかけに結成。アマゾンプライムで「Peak Hunt東野登山隊」などが放送されている。

石井スポーツによると、2人は日本時間の27日午前11時半ごろ、K2西壁で登山中、約7000メートル地点で滑落した。現地で手配したヘリコプターのパイロットが同日、2人の位置を確認したが着陸はできなかった。地上からの救助も難しいとの報告もあったという。

30日、2人に動きがないとの情報が伝えられ、2人の上部に大きな亀裂があって崩落による二重遭難の恐れがあることなどから、家族の同意の下で同日午後2時、救助活動の終了を決めた。